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高松港
 高松に疎開していた終戦間近。知恵ある親戚が、
お前のうちは、女こどもだけだから、明日は琴電で夕涼みに行け
と言われて高松大空襲を逃れて生き延びたという先輩。
この絵いるかと訊いたら、どこが高松かわからん・いらんと言われた。
それで筆を折るような柔いもんと違いまっせ。わては。
絵筆がなかったので、コンビニの筆ペンで。